無間香港電影地獄

香港映画を中心としたレビューブログ

綫人(邦題:密告者)  

綫人
出演:張家輝(ニック・チョン)、謝霆鋒(ニコラス・ツェー)、廖啓智(リウ・カイチー)、
桂綸[金美](グイ・ルンメイ)、陸毅(ルー・イー)
常に情報屋を上手く使って捜査していたリー刑事(ニック)。
彼はある事件で、自分のミスにより一人の情報屋に瀕死の重傷を負わせてしまう。
それ以来、彼は情報屋と仕事をすることに慎重になっていた。
そんな中、警察はある窃盗グループが強盗を計画しているという情報をキャッチ。
上司から情報屋と連携してグループの動きを追うよう指示されたリー刑事は、
多大な借金を抱えている細鬼(ニコラス)に情報屋の仕事を持ちかける。
破格の報酬に惹かれた細鬼はグループに潜入、リーに情報を送り続けるのだが…。
(Yesasiaあらすじ)

-366本目 香港版DVD 中文字幕で鑑賞-

★『証人』では冷酷な殺し屋役だったチョンちゃん。
今回は刑事役で好演しています。

前科があり、就職が困難な人間を情報屋として雇い、
事件を解決していたリー刑事。
でもそんなある日、リー刑事の情報屋である男が瀕死の重傷を負う。

何とか命を取りとめた男だったが、
まだ逮捕されていない加害者に脅え、
家族への報復を恐れ家に帰れず、惨めな暮らしを強いられる事に。

そんな彼を見ているうちに自分のしてる事に疑問を感じ始めたリー刑事だったが、
再び情報屋を雇い、凶悪犯を捕まえるようにと上司から命令される。

そこで選ばれたのがもうすぐ出所が決まっていた細鬼。
多額の借金を抱え、妹を売りに出されていた細鬼。
出所しても働き口がない彼は悩んだ挙句リーの依頼を受ける事を決めるのだが・・・

出世の為に情報屋を雇い仕事をこなしていたチョンちゃん演じるリー刑事。
でも自分のミスで情報屋の命を危険にさらした事から彼の考えに変化が起きます。

この変化の描き方が上手いと思いました。

チョンちゃんの演技は勿論ですが、
観てる側にも伝わって来るもの、訴えてくるものがあって、
色々考えさせられました。

二度と同じ過ちを犯したくない。
もう自分の為に情報屋の人生をめちゃくちゃにしたくない。
そんなリー刑事の気持ちとは裏腹に追い詰められて行く細鬼。

初めはリー刑事の依頼を頑なに断っていた細鬼。
でも自分や妹が“生きていくため”に選んだ道。
それがあの結末って。
観ててただただ可哀想でした。

リー刑事もまた悲しい過去を背負っていて、
大事な物を失ってしまいます。

登場人物の背景について考える部分は沢山ありましたが、
“命”の等しさ。
犯罪者の命が軽くて、偽善者の命が重い。
そう言う考えが正しいのか?そうでないのか?
私はそれを問われてる気がしました。

Posted on 2011/02/23 Wed. 08:49 [edit]

category: 邦題:【ま】~【や】

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